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【後編】知られざる日本橋の復興物語 「金融」の街・日本橋編
前回は、商業センターとしての日本橋界隈を紹介しました。高度成長時代とともに、日本橋が成長した理由は各百貨店の台頭、中流層による購買力の高まりなどがありました。加えて、オフィスビルの建築が相次いでなされ、東京の中でも大きな存在感を示すことになりました。もちろんその萌芽は戦前よりありましたが、戦後はさらにパワーアップしました。
金融の街「日本橋」
次に金融センター街としての日本橋です。2021
【前編】知られざる日本橋の復興物語 「百貨店」の奮闘・躍進編
金融、商業地域として発展を続ける日本橋。その秘訣はあくなき革新の歴史があった。日本橋が動けば江戸時代以降の日本史も動く。
それほど日本史における日本橋界隈の役割は大きく、それは現在も変わりません。
たとえば、「三井越後屋呉服店」は後に「三越」と発展し、呉服屋から百貨店へと変貌したことが百貨店のはじまりです。また、江戸時代に金の小判の鋳造にあたっていた場所は、「金座」であり、これが現在の日本銀行
(後編)日本橋に青空が戻る日 ~日本橋首都高速地下化工事と再開発、そして新たな働き方が生まれる街に~
前編では、日本橋の首都高地下化事業や再開発の動向をリポートしました。2040年には日本橋に青空が戻るだけではなく、その界隈には超高層ビルが立ち並び、風景も激変し、ある一面では国際的にも有力なビジネス街になることが想定されることについてまとめました。
後編では、日本橋川を中心に水の都、親水都市としての顔や、日本橋の歴史、そしてこれからの日本橋の姿をさまざまな資料をもとに紹介いたします。
20年後
(前編)日本橋に青空が戻る日~日本橋首都高速地下化工事と再開発、そして新たな働き方が生まれる街に~
東京・日本橋界隈では長年の悲願であった日本橋川とともに、日本橋に青空を戻すプロジェクトがいよいよ本格的に動き出しました。
首都高速道路(以下、首都高)は、都心環状線の日本橋区間約1.8km(トンネル区間は約1.2km)の地下化の工事に本格着手、三井不動産などが行う「日本橋再生計画」や再開発、街づくりと連携し、2035年には高速道路の地下化、2040年には高架撤去を予定、日本橋の新たな雄姿が近隣の
日本橋ISM ~プロローグ~
清和ビジネス発展の地、日本橋への想い清和ビジネスが本社を構える
日本橋は、日本全国に続く五街道の起点として、
江戸時代から大いに栄え、
日本中から人・もの・こと・情報が集まり、
新たな産業や文化を次々と生み出してきた
活気と賑わいにあふれるイノベーティブに富んだ街です。
清和ビジネスにおいても「人々が集う場」に
時代に先駆けた「はたらく」の新たな価値を創造し、
「オフィス」「学校」「病院」「研究施